dingodingoの日記

夫、双極性障害。その家族の日記。離婚までの道のり。

日々の小さな幸せ

2月13日の日記の続きになりますが、普通に毎日同じように生活している中で、小さな幸せを見つけることは自律神経を整える次ぐらいに重要なのではないかと思っています。
例えば夫を見ていると、非常に興味の対象が小さいような気がします。
夫が興味を持つことと言えば仕事のことだけで、他に興味のあること、楽しいと思えることはほぼ皆無です。
自分の家の家業と、金儲けをしている人以外、すべてくだらないものと映るようです。

例えば、掃除を頼んだとします。
夫の場合「どうやって床を拭いたらどれだけ床がきれいになるか」ということは考えません。
「どうやって床を拭いたフリをしたら、早くこの場を逃れられるか」を考えます。

前者の「どうやって床を拭いたらどれだけ床がきれいになるか」を考えると、水拭きでこすっても落ちなかった汚れが、このスプレーを使ったところとても綺麗に落ちた。気持ちいい!あっちの汚れもこれで落ちるかも。落ちた。気持ちいい!なんてやっているうちに、部屋全体がピカピカになって、綺麗な部屋で飲むビールはいつもよりうまい!みたいな喜びがあると思うのです。

後者の「どうやって床を拭いたフリをしたら、この場を逃れられるか」を考えると、よろこびは一つもありません。そして達成感はゼロだと思います。

どうやったら、いろいろなことに興味を持ってもらえるのかを考えてきましたが、こればっかりは本人の気持ちなので、私にはどうにも変えることができません。

娘が3歳くらいまで夫は毎日ジョギングをしていました。毎日30キロくらい走っていたのです。
その夫はもう、いなくなってしまいました。
今は全く別の人です。

2021年2月13日の日記

クリスマスからご無沙汰しております。
いろいろと忙しくしていたのと、夫が地底深く鬱状態となり、私もとにかく凹んでおりました。
夫は現在実家におりますが、お風呂に入れない日が10日くらい続くなど、過去最高の鬱状態だったのではないでしょうか。
もちろん、ここ2か月以上働けておりません。
そんな中、またしても23万円以上もするカードの請求書が届くなど、もうどうしようもない状況が続いておりまして、私のメンタルが限界ギリギリでした。
もう、過去のあの日に帰ることはできないのだろうか。。と思った日もあります。が、前進するしかないですから、過去を見てはいけないような気がします。

鬱状態になるとは、私には経験がないのでなんとも説明できません。
思考停止状態になっているような状態のようです。

坂口恭平氏を含む、双極性障害の人たちはどうやってこの鬱状態を乗り切っているのか、いろいろ調べているのですが、恐らく自律神経を整えることが基本なのではないかと思います。

朝同じ時間に起きる

カーテンを開けて朝日を浴びる

朝食を食べる

適度に運動する

夜寝る前にお風呂に入る

夜寝る前に携帯を見ない

夜早く寝る

皆、ほぼ同じことを言っています。
恐らく、鬱状態=自律神経の乱れによるものではないのかなと思うほど、夫にはこの当たり前のことができていないのです。
娘を見ていると、朝、学校に行くから同じ時間に起き、同じ時間に朝食をとって、学校に歩いて行って体育をする。
そして、お風呂に入ると自然と眠くなるんです。
きちんとした生活をするということは、すなわち人間にとって当たり前の生活なのではないのかと思います。

かつて人間は、朝日上ると起きて、狩りをして、夜暗くなると眠っていたのでしょう。
それが、生活が便利になり夜長く起きるようになって、朝起きるのが辛くなる。だから、日中ずっと寝てる。
すると、当たり前のように、夜眠れなくなるのではないのでしょうか。
だって日中寝ちゃってるんだから。。

クリスマスプレゼント

久々の更新となりました。

もうすぐ2020年も終わります。
今年は、コロナウイルスのおかげでみんなが大変な1年でした。
来年はどうなっているんだろう。。
早く収束してほしいと切に願っております。

さて、夫の様子は、現在鬱状態です。
部屋から出られない。
髭もそれない。
話をしたくない。
眠い。
という、最悪の鬱の時の状態です。

過去4年間、年末年始はずっとこんな感じです。
無事に過ごせたことはありません。

クリスマスイブ、義妹たちから娘と私宛にクリスマスプレゼントが届きました。
今までは娘にしか送ってこなかったのですが、今年はなぜか私にも送ってきました。
手紙付きで。

加害者と被害者の気持ちの違いって、想像以上に大きいのだとつくづく思います。

怒鳴られ、床を引きずられ、何もしていないのに「謝れ!」と罵倒された日を、私は忘れることができません。
「もう二度と来るな!」と、怒鳴られたことを、許すことができません。
夜中に娘をつれて、荷物をまとめて逃げ出さなければいけなかったことを簡単に忘れることができません。

でも、義妹たちの中では、「すでに終わったこと」だから「なかったこと」になっているのです。

このプレゼント、どうすれば良いのか、全くわかりません。
見るだけで具合が悪くなってくるのです。

最近の様子

私は仕事で忙しくしており、最近連絡ないなぁと思っていたら、夫は絶賛鬱期だったようです。

でも、自分ですでに病院にも行っていて、ぼちぼち働けているという事でした。

年末年始は毎年ダメな感じです。

病院でも、季節性だと言われたらしい。

いや、季節性は私でも分かるんだが。。

過去日記2018年11月1日~11月2日の日記

11/1
昨日、またパパが来て嬉しそうな娘だった。
夕食を食べに行く前に、子供はお友達と遊びに、夫は生命保険の人に会いに行った。私は仕事。
夫は4時半ころ帰ってくる予定だったけれど、4時過ぎくらいに電話があり、「間違えて、終点(2県またいでる)まで来ちゃった」という。
どう間違えたらそんなに遠くまで行けるのか意味が分からない。
やっぱりそれも病気だからなのだろうか。

夜はみんなで夕食を食べて、夫は久しぶりにビールを飲んで実家に帰った。
携帯の充電も0になっていて怪しかったけれど、無事についたらしい。

日曜日は、私と母と家具を見にいく予定をしているのだが、日曜日はまた夫が来て、娘をどこかに連れていきたいと言っている。
どこか別の場所でポケモンを捜したいという。
病気の夫が小さな娘を一人で連れて歩くことに異常に不安を感じる。
あまりに心配なので、やはり私も一緒に行こうと思う。
娘が二度と帰らぬ人とならないように。

家に帰って、風邪気味の娘を耳鼻科に連れていく。鼻水をとてもらって気持ち良さそう。

11/2
昨日久しぶりに家で夕食を食べた。(台所の工事中、ずっと外食だった)
まだテーブルもないけれど、家で温かい夕食を食べて、寝る前に少しゆっくりできた。
ずっと忙しかったので、気持ちにゆとりができた。

過去日記2018年10月30日~10月31日の日記

10/30
最近の娘は、習い事がうまくいっていなようだ。
この子を見ていると、自分が小さなころと同じだと思う。
地味に一生懸命やっていても、一緒にいる友達のほうが何故かいつも光を浴びて、自分は誰も見てはくれない。

大人になってからもそうだった。自分が言葉を発しても、たいしてみんな注目しないし聞いてもいないのに、同じことを別の友達が言うと、みんなすごく注目してウケたりする。それを最初に言ったのもやったのも私なのだけど、いつも友達のほうが注目される。
私が同じことをやっても言っても相手にされない。
そして、悪いことばかり注目されてしまう。
いつも悪いところばかり目立ってしまい、良いところが目立たない。

娘も同じ。
注目されるのはいつも仲良しの友達で、娘はいつも地味にがんばっているけど、先生は娘の友達のほうを向く。いつも娘は陰になる。
友達には華があるけれど娘には、「私が、私が」という自己主張が少ないから目立たない。
だから、娘の意見を先生が聞いてくれることは、ない。

私自身がいつも陰になってしまうのはなぜなのか、いつもいつも自問自答していたけれど、最後に納得できた答えは、
「許されない人だから」
気づいたときに、「あ、だからだ」と、理由がわかってほっとしたのを覚えている。
ほかの誰かは、何をやっても許される。多少やりすぎても許される。
でも、私は違う。私は許されない。

でも、娘にはそんな思いをさせたくはない。

おととい、夜寝る時間まで娘を連れまわさないでほしいと頼むと、母に「だってしょうがないじゃない!なんなの?いちいち!!」と怒鳴りつけられた。
私は、子供を心配することだって「許されない」のである。

結婚して、子供が生まれて、しばらくこんな感覚を忘れていたけど、私はまだ、同じ人だった。

でも、娘には悲しい思いをさせたくない。

今日は、パパが遊びに来る。

10/31
昨日は時間通りにパパが遊びに来て、久しぶりにポケモンGoを2人でやって、夕食を3人で食べに行った。
楽しい時間だった。

最近の様子

2018年の日記を書いていると、気持ちが追い詰められていたことを思い出す。
義実家によるモラハラ、娘のアレルギー、夫の精神病。。良いことがなかった。

一番の被害者は娘である。

あれから私は少しは強くなれただろうか。

あれから、娘にやさしくできているだろうか。

娘の良いおかあさんになれているだろうか。

自分がどうだったか、よく生きられたのかどうかは死ぬ瞬間出ないとわからないのだろうな。

明日死んでも悔いの無いように生きるしか、ないのだろうな。

自分を信じて。

夫は、このところ鬱が始まっているらしい。

先日飛行機に乗って遠出をしたからに違いない。

ここ4年間、無事に過ごせたことがない。

年末は必ず鬱になると忠告をしておいたのだが、やはりだめなのか。。