dingodingoの日記

夫、双極性障害。その家族の日記。離婚までの道のり。

地獄絵図⑤2018年8月2日〜8月5日の日記

8/2

日中はカフェに行き、1日過ごした。

私は、過去の日記を見直して、前回どうやって鬱の状態から抜け出したのかを調べた。

 

前回は、私がパニック障害を発症し、自分であの親切な人に連絡を取らなければいけなくなって、それがきっかけとなって回復していった。

自分がしっかりしなければという気力で治ったのだ。

 

家に帰ると、また税金の請求書があった。

今度は個人事業主税。

これは自分の口座から払ってもらおうと尋ねると、今は4万円しかお金がないから払えないという。

先月分の給料が20日に振り込まれて、2日の時点で4万円。

生活できないではないか。

 

聞くと、実家で仕事をした際の交通費をまだもらっていなくて、立て替えているので自分のお金がないそうなのだ。

立替金額は5万円。一体何往復分未払いなのか意味がわからない。

給料だって払っていないのに、交通費まで未払いでお陰で税金が払えないのである。

 

当たりどころもないし、何故すぐに請求していないのかについても腹が立った。

もう死にたいと言われても、私は止めないと伝えた。

このまま廃人になるのか、これから何かを頑張るのか。

 

8/3

夜、久しぶりに息苦しくなって眠れなかった。朝とても疲れていたけれど、会社にいった方が気が紛れるので出かけた。

今日は、もう一つの事業所での仕事なので夫を車に乗せて駅まで連れていった。

行ったかどうかはわからない。

 

今朝起きて、夜中考えていたことをまた愚痴った。

もしかすると、発達障害なのではないかと伝えた。

本人は絶対に違うと言っていたが、私はとても疑っている。

普通の人よりもできないことが多すぎる。

考え方が異常に偏っている。

 

今日帰ってくると言って出ていったが、それもどうだかわからない。

いつ死んでしまってもおかしくないと思う。

 

8/4

この日は娘と私は私の友達家族と一緒にスカイツリーに出かけた。

束の間の休息で楽しかったし、話を聞いてもらえて嬉しかった。

夫は一日家。

この日は地元のお祭りだったから、帰り道少しお祭りを見てこようということになっていたのだが、我々の帰りがかなり遅くなってしまったので待ちきれず電話がかかってきた。

駅で待ち合わせして、少しお祭りを見て家に帰る。

この頃から、体が痒いと言っていたのだが、家に帰ってよく見ると、それは全身にでた蕁麻疹だった。

すぐにシャワーを浴びるようにいい、汗を落としてから薬を塗った。

この時には少し引いているが、夜寝ている間にまた悪化した。

 

8/5

うつ病者向けのセミナー出席。

直前になったら行かないというかと思ったら、あっさり一緒に家を出ることができた。

昨日の蕁麻疹はまだ治らず、ずっと痒がっていた。

セミナーの内容は、なるべく薬を使わずにうつ病とうまく付き合う方法。

とても良い内容だった。

日記を書くのは、内観するためにとても良いらしい。

散歩するとか、日光を浴びるとか、私が日々言っている当たり前のことを言っているのだが、実行に移すのが難しそうである。

何を言っても、「今はちょっとできない」「人と会うのが嫌い」「そんなのもっと辛くなる」ということで、今できそうなのは、日光を浴びることと、散歩に挑戦してみようかなということだけ。

日記というのは、夫には非常にハードルが高いらしい。

後は「咀嚼」というのも良いらしい。

しばらくガムを噛んでもらおうと思う。

 

病気になったとわかってから、実家からはなんの連絡もないらしい。

一体どういう親なんだろう。

息子のことが心配ではないのだろうか。

 

蕁麻疹は結局治らず、この日の夜はあまり眠れなかった。

夜中ずっと体をかいているので、こちらも眠れなかった。

 

父親が病気だから、娘は必死になってパパの病気を治そうとしている。

なるべく人のいる1階にパパを連れ出しては、洗濯物をたたんで!とか、お皿を運んで!とか、色々な指示を出している。

そして、夕食の後にはトランプをしたいといい、「みんなで遊ぶと楽しいね」と言っていた。

まだ8歳なのに、父親の病気のために気を使い、自分で病気を治そうとしている。

 

これで病気が治らなかったら、この子はどうなってしまうのだろう。。。