dingodingoの日記

夫、双極性障害。その家族の日記。離婚までの道のり。

過去日記2018年9月30日~10月2日の日記

9/30
あの親切な人と話をしたらしい。
今週から実家での仕事だけは再開するという。
また悪くならないと良いのだが。。

娘に代わってほしいというので、電話を娘にかわると泣きそうに困った顔で娘が助けを求めて台所にやってきた。
「パパがおばあちゃんにお手紙をかけっていう」
「書いてあげれば?」と最初は言ったのだが、ずっと会っていないおばあちゃんに何を書けばよいのかわからないのも無理はない。
しかも、息子であるパパがついおとといまで話もしたくなかった相手である。
その人相手に突然「お誕生日おめでとうの手紙を書け」というのは、本を読んでいないのに読書感想文を書けと言われているようなものである。
要するに、気持ちが籠っていなくても良いから上辺だけ「おめでとう」と言え。ということなのか、はたまた、自分は口もききたくない相手だけれど、娘にとってはおばあちゃんなんだから、当然好きでいてくれなければならない。ということなのか。子供としたら混乱するのである。

ここは私がきっぱり断った。
娘に手紙を書いてほしいなら、まず自分で書けと。

10/1
写真つきのメール。
「Happy Birthdayおかあさん」と書かれたケーキの写真と、泣いている義母の写真。
思わずこちらもらい泣きしそうになった。
ずっと部屋から出てこられなかった息子から、誕生日ケーキを買ってもらったら、誰だって涙が出てくる。
今回の鬱はこれで終わりなのかもしれない。

食事の時、「パパ、おばあちゃんに自分で誕生日のケーキをプレゼントしたみたいだよ」というと、母に鼻で笑われた。

電話がかかってきていたけれど、出なかった。
しばしの家族水いらずの時間を作りたい。

10/2
早朝、実家前の桜並木の写真とともに「ジョギング中」というLINEが入った。
とりあえず、よかった。

朝ごはんを食べながら、「パパ、今日は走っているみたいだよ」と娘に言うと、母がまた鼻で笑ったので「何かおかしい?」と聞くと、
「おかしくはないけど、突然そんなのはすごく変。どうせまたひきこもるんでしょ」と投げ捨てるように言われた。
こんな時、母がとても意地悪な人間だと思う。
そして、「だったらしばらく実家にいればいいのに」という。
もう、夫に帰ってきてっほしくはないのだとわかる。

昨夜、義母の誕生日の話をしてから、こちらの母の様子がおかしい。
苦虫を踏み潰したような顔をしたまま、一切目が合わない。
そして、自分の友達の旦那さんのうつ病がとても悪いことを、とてもにこやかに話していた。
まるで、ひとが不幸なことから自分の幸せを確かめているように感じてしまう。
この家に、夫が元気になって帰ってくることは、不幸でかわいそうな娘を助ける母の役目がなくなってしまうと感じているのだろうか。

自分たちの生活をこれだけ振り回されて、私と同じ目線で物事を見ることはできないよな。と思う。
この病気が始まって、もうこれで3年目なのである。

国民健康保険の話やら3か月できなかったことを、夫は今一生懸命やっているようである。

夜、電話がかかってきたが、妙に早口で自分の言いたいことをまくしたてる。
病院にいったとのことだったが、現在はそう状態で、睡眠時間も3時間しかとれていないことから、また眠るために薬を増やされてしまったらしい。
クリニックでは、心配なのでまた来週きてくださいと言われたらしい。

夕食を一人で食べているからさみしいので、Facetimeで電話をかけてきてほしいとしつこく言ってくる。
娘の困っているので、今日は早く寝てください。と、電話を切った。
こちらにはこちらの生活がある。
いつでも応じられないことをわかってほしい。