dingodingoの日記

夫、双極性障害。その家族の日記。離婚までの道のり。

過去日記2018年10月17日~10月25日の日記

10/17
九州からLINEが入った。
3日間、ずっと仕事ばかりしていて外に出ていなかったけれど、今日は久しぶりに外に出ているということだった。
福岡の写真を送ってきた。
夜も眠れているし、朝も起きられているらしい。
ひとまず良かった。

10/19
朝、6時半頃電話が鳴っていたが、同じ部屋で全員寝ていたので出られなかった。
次にこちらから電話した時には、夫が仕事中で話ができなかった。
携帯をよく見ると、LINEが入っていて、昨日遅くに「東京で結婚式があるんだけど、カプセルホテルが取れなかったから家にとまる」
と書いてあった。。今晩。

現在我が家は、1Fのリフォーム中で、台所しか居場所がなく、2Fにすべての荷物を運びこみ、全員がその部屋に寝ている状態だ。
ということを何度も説明しているのだが、夫には何度言っても、現場を見ても、理解はできていなかったのである。
そんな状況なので、今、家に夜中に帰ってくる事なんて無理だよ。と伝えた。
以外にあっけなく、「わかった!じゃあ、実家から直行で行って直行で実家に帰るから大丈夫だよ!」と言っていた。
恐るべし躁状態。超前向き。

10/22
日曜日。結婚式から無事実家に戻り、朝早くジョギングしているとメールがきた。
実家付近の大自然の中を走っている景色の写真が送られてきて、気持ちよさそうだった。
娘にも見せてあげようと思い、パパ、ジョギングしているんだって。
と、写真をみせると、顔を上げず、枕に押し付けている。

無理やり起こすと、泣いている。
「パパに会いたい」と言って泣いているのだ。
あんなに大嫌いだったのに。
病気が良くなっているときのパパは、病気が酷い時のパパとは全然違うという。
病気が酷い時のパパは、もはや人の話なんて聞くこともできず、人が話している内容とは全く違う返事をしてしまう。という。
要するに、人と会話が成り立たなくなってしまうのだ。
娘も、何度も無視されていたのだと、この時気付いた。

でも、今のパパは話をしていて楽しいという。
病気でも、やっぱりパパが好きなんだと思うと切なくなる。

リフォームももうすぐ終わるけど、パパと離れて暮らすことには変わりない。
夫も喜ぶだろうと思い、電話して日を改めて来てもらうことにした。

10/23
あまり連絡がないことは良いことなのだが、ずっと仕事をし続けている可能性があるので、こちらからメールした。
週2回は休みを入れること。たまには娘に連絡してあげてほしいと、メールした。

夜、娘宛に電話があったらしい。
娘は夫の実家のパパの仕事に興味を持っており、パパと仕事の話をすることが楽しくて仕方ないらしい。
子供と仕事の話を通してコミュニケーションをとる実家のやりかたで、自分も娘と接するんだなと興味深く思った。

10/25
今朝起きてきて、いつもハイテンションの娘が一言も口を利かなかった。
熱でもあるのかと計ってみたけど、ない。
どうしたのか聞いてみると、いつもは頭でいろんなことを考えちゃうんだけど、今日は何も浮かばない。と言った。
始終、無表情。全く笑顔がない。
何もしゃべらないのに、ご飯だけはいつもより早く完食した。
昨日アレルギー薬を飲んで寝たから、まだ眠いだけなら良いが、これが父からの遺伝だったらと思うと、居てもたってもいられない。
そんな事がなければ良いと願うばかり。
結局、でかけるまで、一度も笑わなかった。

あんなに素敵な笑顔がこれから先見られなくなってしまったら。。
恐怖である。
そういえば、今日は一度も、踊らなかった。